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11月29日(金)に東北大学「未来型医療卓越大学院プログラム」日韓国際シンポジウムを開催致しました。

 本学と大学間よび部局間学術交流協定のある、成均館大学校薬学大学および忠北大学校薬学大学(韓国)から、教授ら6名を招聘し、合同シンポジウム(International Symposium on Pharmaceutical Sciences in Sendai 2019)を薬学研究科で開催した。本シンポジウムは未来型医療創造卓越大学院の共催として行われました。
 成均館大学・忠北大学からは主として分子生化学、分子薬理学、遺伝子治療に関する研究テーマの発表が、東北大学からはこれらに加えて、有機合成化学、製剤学、衛生化学の多様な領域から、計9名の教員による研究発表がなされ、今後の有機中分子を中心とした共同研究への進展を意図した活気のある議論がなされました。
 また、シンポジウム前後の会議においては、少子高齢化が急速に進行する日本と韓国における医療福祉と薬学に期待される役割について情報交換を行い、次世代の未来型医療開拓を担う薬学研究者育成に資する教育プログラムの骨子を作成するとともに、医薬品開発研究の成功率の向上に不可欠となる、次世代の創薬科学領域を担う若手人材育成に資する教育プログラムの内容について意見交換を行い、コアカリキュラムの原案を作成するなど、実りある交流を行うことができました。
 本シンポジウムをきっかけに、二国間・3大学間の共同研究が推進されることが期待され、今後も定期的に合同シンポジウムを開催していく予定です。